井戸祖父谷林道でﾊﾞｽを降り、妹路谷・地蔵谷と行き、石仏登り口から石仏峠へ古道を辿る。
登り道は、地形図では尾根道、登山MAPでは谷道。石仏峠と書いた黄色のﾃｰﾌﾟには谷筋に。
倒木が多く、谷沿いは危険なので稜線目指して急斜面を登ると古道に出会う。
　荷を背負い牛を引き歩いた昔の峠道の道造りで、山腹をゆったりと登り最後に 九十九折れを繰り返すと自然に峠に出る。
50年ほど前は峠そのものがはっきりしなかった、とのこと。 峠下の石仏を探しながら上ったが見つけられなかった。
出雲族移動の伝承があり、雲ｹ畑は出雲の「出」を抜いたものだと。
　早春の新雪に山は一面真っ白、思わぬｽﾉｰﾊｲｸとなった。
峠上の鉄塔部で風も無く日当たり良く、展望を楽しみながらお昼とする。
　稜線を東に少し行き、北尾根に乗り灰屋川へ下る道と別れ、更に3つの峠を横切り、 黒田ﾄﾝﾈﾙ西口に降る。
最後のﾊﾛｰ(ﾄﾛｰ)峠は地形図より少し手前に見事なU字型の掘れ込んだ峠道が横切っており、 それを降り国道を僅か歩けば黒田ﾄﾝﾈﾙ西口ではないかとおもわれた。
地形図に従い尾根に戻り降るが歩かれて無い道のようだった。 最後まで尾根を行くと、京北一周ﾄﾚｲﾙの標識に出会う。

• スナップ
• 足跡と展望